教室の沿革
明治から時代はだいぶ過ぎますが、私の所属する教室(分野)は昭和55年に生化学第二講座として開設されました。初代教授は村松喬先生(名古屋大学・名誉教授)が務められました。平成6年からはカテニンの単離・同定で著名な小澤政之先生が二代目教授として教室を引継ぎ24年間にわたり率いてこられました。この間、大学院化や独立法人化などの変革があり、それに伴い教室名が生化学・分子生物学分野に変わりました。
私は平成30年4月に三代目の教授として就任いたしました。折しも研究室がある建物の耐震改修を行う計画年度にあたり昨年はしばらく仮住いでしたが、先日ようやく改修工事が終了し、床も壁も新調された研究室で気持ちも新たに研究と教育を行っています。