鍋島トラベルアワードを受賞して
Department of Bioengineering, Stanford University School of Medicine
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この度は第62回日本神経化学にて、鍋島トラベルアワードを授与して頂き誠にありがとうございます。鍋島トラベルアワードにより海外留学して以来4年ぶりに本大会に参加及び発表させて頂く機会を賜りました。また同時に本学会奨励賞も授与して頂き、誠に光栄に存じます。本大会では“Rational engineering of XCaMPs, a multicolor GECI suite for in vivo imaging of complex brain circuit dynamics”というタイトルで神経活動を精密解読する新規カルシウムセンサーの開発について発表させて頂きました。このセンサーは神経化学的方法(タンパク質科学、構造生物学)に基づいて合理的設計により開発したもので(詳細については奨励賞受賞論文に記載する)、本学会で発表したいと1年前から計画していたもので、発表の機会を頂き誠に光栄に存じます。発表には多くの先生方や学生の方が見に来てくださり、発表後まで多くの方から非常に有益なコメントを頂き、今後の研究を一層精進していきたいと感じました。また、学会中の色々な機会に留学中の研究生活や研究室ついての情報交換を行い、本賞の理念に少しは貢献できたかと思っております。
最後になりますが、本賞を創設して頂きました鍋島俊隆先生並びに選考して頂きました国際対応委員会の先生方、並びに関係者の先生方に深く御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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